ららぽーと海老名などの立体駐車場が苦手な人へ|シチュエーション別!立体駐車場で安全に駐車するコツ

道路の走行運転はできるけど、「立体駐車場の駐車が苦手!」という方、実はとても多くいらっしゃいます。特に、ららぽーと海老名のような大型商業施設の立体駐車場は、駐車スペースが狭く、柱や壁の圧迫感があるり、平面よりも難しいと感じてしまいます。
このコラムでは、ペーパードライバーの方にも実践いただける立体駐車場に特化した駐車のコツを紹介します。
「そもそもバック駐車が苦手で…」という方も多いと思います。
バック駐車の基本的な手順やハンドル操作については、下の動画で詳しく解説しています。「なんとなく感覚でやってきた」という方ほど、この7ステップを知るだけで驚くほど駐車が上達するので、ぜひ先に目を通してみてください。
ペーパードライバーの方への「バック駐車の講習」の様子も公開中です。参考にしてみてください。
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立体駐車場が苦手な理由

冒頭でもお伝えしたとおり、立体駐車場が苦手と感じる方はとても多いです。決してあなたの運転が下手だからではありません。
その理由は、普段運転する道路環境とまったく違う構造をしているからです。
理由① 慣れないスロープとカーブ

スロープを走行中、後ろに下がり始めて焦ったと言う経験をされた方は多いのではないでしょうか。日常生活で、坂道発進や下り坂で速度を微調整する機会はほとんどありません。
このように慣れていない操作をいきなり難しい環境で求められることで、恐怖心が一気に高まり、立体駐車場そのものが苦手だと感じてしまいやすいのです。
理由② 狭い駐車スペースと柱の圧迫感

立体駐車場は、敷地面積を有効活用するため、駐車スペースだけでなく、通路や進入路が平面駐車場よりも狭く設計されていることがほとんどです。バック駐車が苦手な方にとってはさらに難しく感じます。
また、周囲の壁や天井、低い梁(はり)が視界に入り、とても圧迫感があります。
「思った以上に狭い」、「駐車スペースよりも車の方が大きく感じる」といった錯覚が生まれ、立体駐車場が苦手だと感じてしまうのです。
理由③ 後続車のプレッシャー

冒頭でもお伝えしているとおり、立体駐車場は独特の構造をしています。慣れない駐車環境というだけでも不安なのに、バック駐車中に後続車が待っていたり、通路が狭く切り返ししにくいなど、こうした状況が重なると焦ってしまいますよね。
シチュエーション別!立体駐車場で安全に駐車するためのコツ

では、どうしたら苦手な立体駐車場でも安心して駐車できるようになるのか。
ここからは、「立体駐車場に特化したシチュエーション別のコツ」を紹介します。
「バック駐車が簡単にできる7つのステップ」を知っているかで、理解度が変わってきますので、事前に下の動画にも目を通しておいてください。
スロープ(上り)編

①上りはアクセルを一定に保つ
最も怖いシチュエーションは、「止まったら後ろに下がるかもしれない」という状況です。上り途中に、急にアクセルを強く踏んだり、特に離してしまったりすると、速度が安定せず怖さの原因となります。
スロープを上る時は、止まらない程度のスピードでアクセルを優しく踏み込みましょう。スピード感をつかめたら、一定の速さを保つよう意識してください。
②視線はスロープの先(出口)
視線を少し遠くの「坂の頂上」や「カーブの先」に向けるようにしましょう。視野が安定するので、左右どちらかに寄ってしまうことを防ぎます。
③アクセルを離すタイミング
スロープの頂上付近になると、坂の角度が緩やかになるので、自然と前進するようになります。そのタイミングでゆっくりとアクセルを離し、ブレーキに足を添えるようにしましょう。合流する車なども予測しながら、低速で平坦なフロアへ進んでいきましょう。
スロープ(下り)編

①自分が安心できる低速を見つける
下りのスロープは、車が勝手に加速してしまうため、ペーパードライバーの方が怖さを感じる場所です。怖さを解消するポイントは、「速度が上がる前にコントロールしておく」ことです。
- 常にブレーキペダルの上に置く(=ブレーキペダルから足を離さない)
- ブレーキを軽く踏みながら自分が安心できる低速を見つける
- 一定の低速に保つ
ブレーキペダルから足を離してしまうと、速度が上がり、慌ててブレーキを踏むことになり怖さの原因となってしまいます。自分が安心できる低速を見つけ、一定のスピードで下るようにしましょう。
②カーブの手前は「しっかり減速」

カーブの少し手前でブレーキをやや強めに踏んで、「遅すぎるかな?」と思うくらいまで減速してください。スピードが速いままカーブに入ってしまうと、ハンドル操作が間に合わずカーブを曲がりきれなくなってしまいます。
狭い駐車スペースへのバック駐車編

上の画像は、狭い駐車スペースでの失敗例と成功例です。失敗例の方は、大きく膨らんでしまい切り返しを何度かしなければならない状態です。
では、どうすれば成功例のように駐車できるようになるのか、ここからは立体駐車場の狭い駐車スペースでもできるバック駐車のコツについて紹介していきます。
狭い駐車場にバック駐車する際のコツを動画で公開していますので参考にしてください。
①停めたいスペースへしっかり寄せる

画像の赤いスペースへ駐車する場合、まずは右側へしっかり車を寄せることが重要です。車と駐車スペース白線との間隔が1m以内となることが寄せの目安です。この寄せができていないと、反対側の車両(=上の画像の紫色の車)にぶつかる危険があります。
②少し車を前に出す

普段、駐車するよりも少しだけ車を前に出してみてください。特に狭い駐車場では、膨らんでしまい駐車スペース枠内に収まらないことが多いです。少し前に車を出すことで、膨らみを軽減できます。

③ミラーに隣の車の前方が映ったらハンドルを切る

実は、このハンドルを切るタイミングが1番難しいです。
②の状態からまっすぐ少しずつ後ろに下がると、ミラーに隣の車の前方が見えてきます。そしたら、一気に右へハンドルを切りましょう。
ただし、隣の車両に寄り過ぎてしまう場合は、「①停めたいスペースへしっかり寄せる」の間隔をもう少し広げてみてください。
④白線の角を踏むようにしてバック

左右のミラーで「白線の角」、「隣の車(右側)」、「反対側(左側)」を何度も確認しながら、白線の角を踏むようにバックしていきます。もし、バックしながら隣の車と「ぶつかってしまうかも」、「膨らみ過ぎて、反対側にスペースがない」と不安に感じたら、無理は絶対にしないでください。小刻みに切り返しをして調整するようにしましょう。

バック駐車の際は、①から④までに全てのコツがしっかりできていないと、大きく膨らんで左側に寄り過ぎてしまったり、もしくは隣の車に寄り過ぎてしまうので、1つ1つのポイントを丁寧に確認しながら、実践してみてください。
薄暗く狭い通路編

立体駐車場内は、日中でも薄暗く、見通しが悪い環境です。また、距離感もつかみにくく、対向車や歩行者が急に現れることもあります。立体駐車場特有の不安を減らすためには、次のポイントを意識してみてください。
- ライトを必ず点灯する
- 速度は歩く速さ(低速5~8km)をキープする
- 柱や壁の死角から人や車が出て来る可能性も予測しておく
この3つのポイントがとても効果的です。狭くて暗い通路でも、視線と速度さえ安定していれば、ハンドル操作に余裕が生まれ、慌てずに駐車スペースや出口まで進むことができるようになります。
どうしても立体駐車場で焦ってしまう場合は

でも、実際に1人でやってみると、「どのタイミングでどっちにハンドルを切れば良いの?」、「ミラーの白線の見方がよく分からない」など不安になってしまうこともあると思います。
フレスタ安全運転教習所は、あなたが実際に怖いと感じる立体駐車場へ出張し、立体駐車場でのバック駐車に自信を持てるようになるまでマンツーマンで優しく指導します。スロープやカーブ、狭い駐車スペースなど、立体駐車場ならではの不安は、実際に一緒に体験してみることで一気に解消できます。
また、その他にも、【神奈川周辺エリアに関するコラムシリーズ】もありますので、ぜひ参考にしてください。
▶︎海老名SAで高速デビューする人の多くが不安になる2つのポイントと3つの徹底対策
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