2025 / 12 / 24

子どもの送迎で戸塚周辺を運転するのが怖い人へ｜初心者でも迷わない“ロータリー停車”の基本ガイド

戸塚駅周辺の道路は、横浜市内でも特に混雑しやすいエリアと言われています。朝・夕のラッシュ時には、送迎車の一時停車、路線バスの集中、徒歩で駅に向かう通勤者などさまざまな交通が交錯します。

• 渋滞し動かない
• 停車中の車両を追い越すために対向車線へのはみ出しが増加
• 自転車との接触リスクの増加

実際、戸塚駅周辺では、危険な状況が発生していました。
現在は、西口駅前道路の一部区間を停車禁止に変更し、一般車の乗降場所を区役所ロータリーや第２バスセンターに誘導するなどの対策が進めていますが、「送迎に慣れていない方が特に不安を感じやすい構造のエリア」と言えます。

このコラムでは、戸塚駅周辺の交通事情を踏まえた上で、ペーパードライバーの方でも実践できる「ロータリー停車の基本動作」をできるだけ分かりやすくお伝えしていきます。読み終えた時には、 ロータリー停車への不安がスッと軽くなるはずです。

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どうして戸塚駅周辺の送迎は怖いと感じるのか？

理由①　通行量が多い

戸塚駅周辺は、路線バス、送迎車やタクシーが駅前に集中します。多くの車両が道路脇に停車していたため、停車中の車両を避けるために対向車線へのはみ出しが多発し、社会問題となっていました。
現在は、対策がなされ改善へと向かっていますが、慣れていないと状況判断が難しく感じる場面も多く、送迎渋滞で混雑しているロータリーへの停車は、とても不安に感じる環境と言えます。

理由②　予測不能な自転車の動き

戸塚駅西口のロータリー周辺は、横浜市内でも有数の自転車通行量が多いエリアです。特に朝夕のラッシュ時は、通勤・通学の自転車が「駅への最短ルート」を求めて四方八方から流れ込んできます。自転車は車と異なり「音が静か」で「加速が早い」ため、以下の点に注意が必要です。

後方の死角からの急な追い抜き

停車のため左端へ寄せるタイミングや合流する時に後方からの急な追い越しに注意しましょう。

死角からの飛び出し

バスやトラックの影からの急な飛び出しに注意しましょう。

歩行者を避けるための急な進路変更

歩道の歩行者を避けるため、合図なしの車道側への急な膨らみに注意しましょう。

理由③　停車場所がわかりにくい

戸塚駅周辺では、送迎車による渋滞や対向車線へのはみ出し走行などの危険を解消するため、2024年5月から戸塚駅西口駅前道路の一部区間は終日停車禁止となりました。これに伴い、一般車が停車できる場所が明確に整備・指定されています。

普段運転しない方にとっては、この停車禁止エリアの変更に気づきにくいのが現実です。ロータリーの停車場所を知らないままロータリーへ向かってしまうと、「どこに停めればいいの？」、「ここは停まって大丈夫？」、「後続車が来ていて焦る」といった不安に直結し、結果として 停車場所が見つからず慌ててしまうケースが実際に多く見られます。

初心者でも迷わないロータリー停車の基本ガイド

ここからは、戸塚駅周辺の交通事情を踏まえつつ、不安を解消するためのロータリー停車の基本を紹介していきます。

①停車場所を知る

ロータリーでの不安を解消するために、まずやるべきことは、正しい停車場所を知ることです。
戸塚駅の西口・東口の情報について順に見ていきましょう。

西口①：戸塚区役所　タクシー乗り場

【メリット】
• バスと完全に分離された一般車、タクシーエリアがある
• 雨に濡れない
• 時間帯や天候によっては落ち着いて停車可能

【注意点】
• ロータリーの出入り口がやや狭い
• 乗り降り専用のため、停車時間の目安は5分以内
• 長時間の待機は不可

西口②：第2バスセンター隣接の一般乗降場

【メリット】
• 広めのレーンで停車しやすい
• 進入・退出がしやすい構造
• 交通量が分散され、西口の混雑軽減に役立つ

【注意点】
• 「一般車エリア」以外へ入らないようにレーン案内を要確認
• 路線バスの動線と交差するため、周囲の確認を丁寧に

東口：一般乗降場

【メリット】
• 広めのレーンで停車しやすい
• 進入・退出がしやすい構造

【注意点】
• 一方通行なので注意
• 東口駅前広場と比べるとやや遠い

※東口駅前広場は、深夜の時間帯のみ規制が緩和されるものの、日中の一般車の利用は原則禁止されています。

② 停車の３秒前にウインカーで合図

ロータリーで焦りが生まれる最大の理由は、「後続車のプレッシャー」です。周囲に停車の合図を早めに示すことで、後続車は距離を取りやすくなります。
特に戸塚駅のような交通量の多いロータリー周辺では、停車する３秒前には左ウインカーで合図をだし、後続車へ停車を知らせるようにしましょう。

③ 左端へ幅寄せ停車する

ロータリーでは、後続車の通行を妨げないようにするため、できるだけ車体をまっすぐに幅寄せするのが理想です。でも、実は「左へ平行に寄せる」という運転操作は、ペーパードライバーの方にとって難しい操作なんです。

車両感覚がつかみにくい（特に左前）

左側の距離感をつかむには、ある程度の経験や練習が必要です。

ロータリーはカーブが多い

直線道路の幅寄せより、カーブしている道路のほうが幅寄せの難易度は高いです。

完璧に寄せようとしないでOK

ロータリーは停車スペースが広いことが多いので、無理に寄せようとするのではなく、必要であればバックで微調整するなど、まずは安全に止まれる位置で落ち着いて停車するようにしましょう。

④ 停車中は必ずギアを「P」に入れる

ロータリーで停車する時は、どうしても周囲の車両との距離が近くなるため、少し動いてしまっただけでも事故につながりやすいです。停車中に誤ってブレーキから足が離れてしまうことがないよう、「P」＋サイドブレーキにし、安全を確保しましょう。

⑤ 停車後はすぐにドアを開けない

ロータリーで多い事故が、停車車両の横をすり抜ける自転車や追い越ししようとする後続車とのドアの接触です。特に戸塚駅は朝夕の自転車通行量が非常に多く、停車中の車の横を連続で通過していきます。次の確認を意識しましょう。

• お子さんがいる場合には「合図があるまでドアを開けない」ルールを徹底
• ドアを開ける前にミラー＋目視で周囲を確認

⑥ 停車時間は短くする

ロータリーで長時間待つと、その分、後続車、自転車、バスの動線を塞ぐなどのリスクが増えます。そこで重要なのが、停車時間を短くすることです。送迎に慣れるまでは、迎え待ちの滞留はせず、「到着したらすぐ乗ってもらう」つもりで動くようにしましょう。

• 停車時間は5分以内を意識する
• 同乗者には「停車場所に着いたらすぐ来てもらう」
• 長時間待機の場合は、近くのコインパーキングを利用

⑦ 合流時は必ず目視

無事に送迎し終え、ロータリーから出る時に、最も危険なのが後方から追い越してくる自転車もしくは自動車との接触です。ミラーだけでは死角を確認できないため、必ず斜め後方を目視する必要があります。

• 右後方（後方車確認）と左右前方（前方車確認）を数回確認
• 自転車が近くにいるときは絶対に急発進しない
• ロータリーで合流する車の速度も予測する

戸塚駅のような交通量の多い駅前では、ミラー＋目視の確認こそが安全運転の鉄則と覚えておいてください。

不安を抱えたまま運転しなくて大丈夫

今回、初心者でも迷わないロータリー停車の基本ガイドを紹介しました。運転が久しぶりで怖いペーパードライバーの方にとって、駅までの送迎運転は実践すべき練習としておすすめです。
しかし、戸塚周辺のような混雑した駅前では、「自己流で運転する」ことで危険につながる場合もあります。もしも、まだ少し不安が残る方に伝えたいことは、１人で悩まないことです。

私たちフレスタなら、戸塚周辺エリアへ出張し、送迎時に必要なロータリーでの運転操作を一緒に練習することができます。プロと同じ車に乗りながら、現地で操作を確認していくことで、不安は短期間で確実に解消できます。

• 車両の幅寄せ
• ロータリーでの操作手順
• 自転車への対応
• 停車から合流までの一連の動作など

初回体験講習では、このような駅前に特化した内容でも丁寧に練習することができます。

あなたのペースで大丈夫です。
一緒に、安全な第一歩を踏み出しましょう。
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