お客様の声

ペーパドライバー講習体験記~3度目の正直~   

お名前
M.N
性別
女性
お住まい
東京都
ペーパー歴
25年
教習の目的
地方への移住
教習コース
講習日数 5日間

お客様インタビュー

講習を受けようと思ったきっかけ

大山(M.N撮影)

大山(M.N撮影)

ペーパードライバー講習を受けようと思ったきかっけは、鳥取県大山町のとある文化施設での仕事を夫が継承することになったことです。それまでは、都内でくらしていることもあり、公共交通機関やタクシー、夫が運転する車で移動をすることばかりで、ペーパードライバー歴は四半世紀にも至っていました。

大山町は、標高1,729mの壮大な大山(だいせん)と、日本海を臨む海抜0mのエリアという、山と海の双方が集落内に含まれる、自然の恵みが豊かな土地です。初めて訪れたとき、第2の故郷として何度も訪れたい!と感じる一方、電車は単線で海岸沿いを1時間に一本、公共交通機関はほぼ通らず、標高差のあるこの土地で、どのように移動をすれば良いのだろう、、と、モビリティ問題が、突如リアルな自分事となりました。

ペーパードライバーを克服したくて

新しい生活で誰かに頼らずに過ごすため、ペーパードライバーを克服しよう!と一念発起し、教習所に通うことにしました。
自宅から通える場所にある運転免許証の取得をメインとした教習所は、ペーパドライバー向け予約枠は平日の日中のみ、予約が取れるのが3か月後という状況でしたので、ペーパードライバー講習に特化したサービスに依頼することにしました。

1か所目(A社)

はじめは、自宅近くで待ち合わせ可能で、“女性の自立を応援する”というコンセプトの企業さん(A社)に、3時間×3回お世話になりました。

こちらでは、まだスイッチの場所もおぼつかないヨチヨチ歩きの私に、とにかく“褒めて育てる”“落ち着かせてくれる”ということを行っていただきました。
ですが、スキル面では、注意や指摘が少なく、また、「今日の課題は何ですか?」と講師の方からレッスンの始めに聞かれるのですが、“何が課題なのか自分でもわからない”と、戸惑うこともあり、物足りない気持ちでレッスンが終了しました。

2か所目(B社)

次は、スキル面を強化しなければと思い、自宅から1時間の場所でしたが運転免許取得の教習所が行っているペーパードライバー講習90分×5回コースを受講しました。

都内市街地から細い裏道、追い越しや雨降り・夜間走行等、5回のうちに様々なシチュエーションを盛り込んでもらうことができました。そこでは、その時々の“行うべき手順”は詳細を伝えてくださるものの、その“理由や背景”の説明はありませんでした。
例えば、駐車では“ハンドルを右に何回、戻して、ミラー見て~”という説明を受けて講習中はきれいに停められるものの、形状の全く異なる場所だとどうするのかな?と疑問が残りました。先生はとても熱心かつ厳しくて、質問ができる雰囲気ではない、、と気弱になり、疑問が残ったままになってしまいました。

落ち込む日々とフレスタ安全運転教習所との出会い

2か所の教習を経ても、様々な場面に対応できる気がせず、まだ一人で運転ができずにいました。“2か所も通ったのに運転できないなんて、一生無理なのかも。田舎くらしについていけない”と、落ち込んでしまいました。
教習疲れも重なり、沸々としながらYouTubeの運転レッスン動画を様々見る日が続きました。

 そのような中で、動画配信者の中でも、状況・手順のみを伝えるものと、その背景・理由から説明しているものとがあることに気づき、自然と後者のものを好んで見ていました。
その中でも、一番わかりやすかったのが「フレスタ安全運転教習所」でした。
体験レッスンがあったので、“3回目もダメなら諦めよう”という気持ちで体験申込をした、これがフレスタ安全運転教習所との出会いです。

フレスタ安全運転教習所の特徴

フレスタ安全運転教習所の体験レッスンは今までと全く異なり、そもそも何故運転をしたかったのか、その先にどのような生活を描いているのか、ということを思い出させてくれました。
そして、レッスン内容も、理由の根本や周りへの影響まで説明してくださるので、様々なシチュエーションでも応用ができそうだと自信を持つことができるものでした。

 フレスタ安全運転教習所では、3時間×4回を受講しました。特に印象的な特徴をご紹介します。

カウンセリング

初日(体験レッスン)では、カウンセリングがあり、そこでは、ペーパードライバー歴やスキルの自己認識だけではなく、“なぜ、運転がしたいのか。運転をしてどのような事をしたいのか”を会話の中で丁寧にひも解いて頂きました。
私の場合は、大山町での生活で乗ること(ガソリン車のレンタカーが多い)と、都内の日常でも乗りたい(EV)ということが分かり、教習者とマイカーの両方で練習をするプランをご提示いただき、とても実用的でした。
何がしたかったのかも思い出すことができ、教習疲れをしていましたが“先がイメージできるので、楽しいもの”という意識でスタートをすることが出来ました。

そして、矢久保先生から、「運転で大切なのは、“認知”、“判断”、“操作”のうち、どれだと思いますか?」という問いかけがあり、「判断が最も大切」だと教わりました。運転が上手い=操作だと今まで思ってしまっていたので、この講習で特に判断力を身に付けよう、とやるべきことを良く理解できました。

交通ルール

ライフスタイルに合わせた柔軟な対応

平日の日中は基本的には仕事をしていることから、A社・B社では、待ち合わせ場所が固定かつ職場からも遠く、平日の講習日を調整し辛いこともネックでした。
フレスタ安全運転教習所では、仕事の終業時間後からの開始もご調整いただいたり、自宅や職場近くなど、様々な地点からレッスンを開始してくださるので、レッスン毎の期間が空きすぎずに集中して受講をすることが出来ました。
(仕事帰りは、職場近くでスタートし、自宅近くで終了というのもとても嬉しい時間の使い方でした、、!)。まさに、ライフスタイルに合わせたパーソナルトレーナーです。

“鳥の目”の教え方

何よりも、A社・B社講習やYouTube視聴を経ても、“何が正しいのか分からない”“今日はこの対応が正解だと教わったけれど、場所や天候、人通りや対向車の状況が変わったときに、自分一人で対応できるのか”という不安が、ずっと私の中にありました。
 矢久保先生からは、レッスンで判断と動作を説明いただく際に、交通ルール設定の意味や経緯、周りの車に与える影響など、何故そのような対応をすべきかという理由を丁寧にお話し頂けました。それにより、様々な場面の判断の原則と優先度が分かり、各段に運転がし易くなりました。

また、レッスンの最後には丁寧なレビューの時間も取ってくださり、その日の改善点や課題をお話し頂けました。
道路、車の配置と動き、周りの車といった状況の振り返りを紙に書いてくださり、“鳥の目”の図解でご説明くださるので、私自身、自分の見えない範囲を立体で捉えることが苦手ですが、とても良くイメージをつかむことが出来ました。
また、課題自体を見つけて指摘してくださり(例えば左の車両感覚など)、私の狭い想像力を超えた成長を促してくださいました。

  • 図解
  • 図解

図解による説明

ポイントA社B社フレスタ安全運転教習所
課題発見 「課題は何ですか?」と先生から聞かれ、その範囲内での講習となる。(左折・右折等に留まり、受講者の認識の範囲を超えない) 定型の講習内容に対する課題を教えてくれる。一方で、受講者個人に寄り添った課題の指摘は少ない印象。 受講者個人の癖等に寄り添った、癖等の課題を指摘(受講者の認識の範囲を超える)。
運転指導 ほぼ肯定的なコメントで優しい。間違っている時は、講師のブレーキでコントロールし、“ブレーキを踏んだ”ことは教えてくれるが、どうすればよかったか、という説明は少ない。 定型の手順の詳細説明が充実。運転時の動作の抜け漏れチェックが厳しく、高圧的。背景や理由の説明、状況に合わせた判断に関する説明は少ない。 運転時の判断や動作説明が詳細にあり、伝え方は優しい。背景や理由、状況に合わせた判断に関する説明が充実。
レビュー
(その日の振り返り)
全3回中の初回のみ、LINEでメモを頂く。その他2回は終了時に一言、二言のコメントを頂く。無し。 毎回のレッスン後に約
15分のレビューあり。受講者からの質問への回答や、課題や状況説明の補足、追加情報を頂く。

講習を振り返って

今の生活では、カウンセリングで確認をした、“大山町と都内の生活で乗る”ことができており、とても充実した日々を送れています。
改めて、動画配信などの情報が沢山ある中でも、レッスンを受けることの圧倒的な違いは、体験として記憶に刻まれることだと実感をしています。

都内での複雑な形状の道での戸惑いや、地方では、雪の舞う山の高速や、柵の無い溝が両側にある細い道に迷い込み、焦ってしまうこともありますが、咄嗟の時に、“先生ならどう言うかな?”と考えて落ち着けることが、とても私の財産になっています!