初めての高速道路も怖くない!乗り方・走り方のポイントを徹底解説

教習所で高速道路に関する座学と実習を行っていても、いざ運転するとなると不安に感じる人は多いものです。免許を取得したあとは隣に教官もいないため、危機管理などはすべて自分で行わなければなりません。
しかし、高速道路の運転でもいくつかのコツをつかんでいれば、心理的負担を減らして運転ができます。
本記事では、高速道路での乗り方や走り方のポイントについて解説します。
高速道路の乗り方
下記にて、高速道路に乗る前にやっておくべき準備や乗り方などについて解説します。
車に乗る前に事前確認を行う
高速道路を走行する前に、以下の点を必ずチェックしましょう。
- ガソリンの確認:途中でガス欠にならないように、十分な燃料を確保しておく。
- タイヤの状態:空気圧や摩耗状況をチェックし、安全な状態か確認する。
- ETCカードのセット:ETCレーンを利用する場合は、事前にカードが正しく挿入されているか確認。
- カーナビの設定:目的地までのルートを事前に設定し、走行中に焦らないようにしておく。
料金所について
高速道路に入る際は、料金所を通過する必要があります。
以下にて、一般的な料金所について紹介します。
- ETCレーン:ETCカードがセットされていれば、そのまま通過可能。ただし、前方の車との距離を確保し、ゲートの開閉に注意する。
- 一般レーン:現金やクレジットカードで支払う場合は、一般レーンに進み、料金を支払う。
合流の仕方
高速道路への合流は、安全運転の重要なポイントです。
- 加速車線でスピードを上げる:本線を走る車の流れに乗れるように、徐々にスピードを上げる。
- 本線の車の動きを確認する:ルームミラーやサイドミラーで、後方からの車の位置を把握する。
- ウインカーを出して合流する:タイミングを見計らい、スムーズに合流する。
高速道路の走り方
こちらでは、高速道路を走行する際に押さえておくべきポイントをご紹介します。
走行速度について
高速道路では法定速度が設定されており、一般的に時速80km/h~100km/hが目安となっています。
高速道路に入ったあとは無理にスピードを上げず、周囲の流れに合わせて走行することで、スムーズに本線へ合流できます。
車間距離について
高速道路ではスピードが速いため、一般道よりも長めの車間距離をとることが重要です。
目安として、時速100kmでは最低でも100m以上の車間距離を確保しましょう。
車線変更について
事前に後方確認をし、ウインカーを出してからタイミングを見計らって車線変更を行いましょう。
事故の原因となるため無理な車線変更は控えて、流れに沿ってスムーズに動くことが重要です。
高速道路を降りる
出口の手前1kmほどから減速を意識し、ウインカーを出してから減速車線へ移動します。
高速道路を運転していたときのスピードで一般道に進むと速度違反や事故の原因となるため、制限速度を守りながら進みましょう。
高速道路を上手く走るためのポイント
高速道路では、下記のポイントを押さえておくことで上手く走ることができます。
左端を走行する
高速道路の運転に自信がない人は、2車線以上ある場合は左側を走行することで、落ち着いて運転できます。
本来、右側は追い越しの際に使用するレーンであるため、不必要な追い越しなどは避けて左側を走るようにしましょう。
トラックの後ろは避ける
トラックは視界が悪く、急ブレーキのリスクもあるため、可能な限り後ろを避けましょう。
車間距離を十分に確保することでトラックによる死角の回避だけではなく、合流や車線変更で慌てなくなります。
適度に休憩を取る
長距離を運転する際、1~2時間ごとにサービスエリアやパーキングエリアで休憩を取るようにしましょう。
安全運転の第一歩は心身の健康状態を維持することであることから、疲れを感じる前に休憩を取ることをおすすめします。
高速道路の車線について
先ほど少し触れましたが、こちらでは高速道路の車線の種類について改めてご説明します。
走行車線
高速道路は走行車線と追い越し車線に分けられ、走行車線は道路の左側になります。
基本的には左側の走行車線を走るのがマナーであり、追い越しをしない限り右側の車線は使わないようにしましょう。
追い越し車線
追い越し車線は前方の車を追い越す際に使用する車線であり、追い越し後は速やかに走行車線へ戻ります。
前の車がふらついているなど、「この車、危なそう」と思ったときはさっさと追い越してしまいましょう。
減速・加速車線
減速・加速車線はインターチェンジやサービスエリアの出入り口に設置されており、スピード調整を行うための車線です。
急な減速・加速は事故の原因となるため、ゆっくりと速度を下げる・上げるように運転しましょう。
おわりに
本記事では、高速道路での乗り方や走り方のポイントについて解説しました。
車を乗る前には事前確認をしておき、高速道路に入る際は料金所の入り方や合流の仕方を理解しておきましょう。
高速道路を走行する際は走行速度や車間距離、車線変更に気を付けなければなりません。
安全に走るためには、左側を走行する、トラックの後ろを避ける、適度に休憩を取ることが重要です。
高速道路はコツと注意点を理解しておくことで、精神的に落ち着いて安全に運転することができます。
交通ルールをひとりで学び直すのは不安、ペーパードライバーを克服したい!など
運転に関するお悩みをお持ちなら、まずはフレスタの初回体験講習がおすすめです!