ペーパードライバー向け|雪・凍結時の駐車方法|すべらない・埋まらないための注意点

「雪が積もった駐車場に入るのが怖い」
「凍った路面でブレーキが効かずにぶつけそう」
――冬の駐車は、ペーパードライバーにとって最も緊張する場面のひとつです。
雪や凍結があると「すべったらどうしよう」「タイヤが空回りしたらどうしよう」と不安になるのは自然なこと。実際、冬の駐車場ではこうしたヒヤリが多発します。
本記事では、雪道や凍結路面での駐車の基本操作や注意点を、理由とともに丁寧に解説します。
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冬の駐車場で起きやすいトラブル

冬の駐車場で起きやすいトラブルは、次の3つです。
- すべって止まれない
- 発進できない
- 視界が悪くて障害物に気づけない
なぜ冬の駐車場は危険なのか
通常の路面では、タイヤと地面の摩擦によって車は止まり、動き出します。しかし雪や氷に覆われた路面では、摩擦が大幅に低下します。
特に凍結路面(アイスバーン)では摩擦が大きく低下し、通常の路面よりも非常にすべりやすくなります。
よくあるヒヤリ体験
ブレーキが効かず、駐車中の車に近づきすぎる
雪道では制動距離が通常の3〜5倍に伸びます。いつものブレーキでは、間に合わないことがあります。
発進時にタイヤが空転して動けない
雪に埋まった状態や凍結路面では、アクセルを踏んでもタイヤが空回りするだけで前に進めないことがあります。
視界不良で縁石や障害物に接触
雪が積もると駐車場のラインや段差が見えにくくなり、気づかずに事故が起きやすくなります。
不安を感じるのは経験不足ではなく正常な反応
冬道での駐車に不安を感じるのは、運転技術の問題ではなく、環境の変化に対する自然な警戒心です。「怖い」と感じることは、安全運転の第一歩なのです。
雪道での駐車の基本操作と減速方法

雪道や凍結路面での駐車は、次の3つが基本です。
- 早めの減速
- ゆっくりした操作
- 直線的な動き
この3点を守るだけで、すべるリスクは大きく減らせます。
駐車場に入る前の減速が最重要
駐車場に入る前に、十分に速度を落としておくことが何より大切です。
雪道では急ブレーキが効きにくいため、入口の30〜50m手前から少しずつ減速を始めましょう。
なぜ早めの減速が必要か
アイスバーンでは、時速30kmからの急ブレーキでも約40〜50m進んでしまうことがあります。
入口直前で慌ててブレーキを踏むと、曲がれない・止まれないという事態になります。
エンジンブレーキを活用する
雪道では、フットブレーキだけでなくエンジンブレーキを併用すると、より安全に減速できます。
ギアを「D」から「2」や「L」に落とすことで、エンジンの抵抗を使って自然にスピードを落とせます。
操作のポイント
- アクセルを離してからギアを落とす
- 速度が十分落ちてから操作する
- AT車なら「2」、MT車なら2速または3速が目安
※操作に不安がある場合は、無理に使う必要はありません。まずは早めの減速を意識するだけでも十分です。
ハンドル操作は”ゆっくり・小さく”
雪道では、急なハンドル操作は禁物です。駐車時も、大きく切らず、小刻みに調整しながら進みましょう。
急ハンドルはタイヤが横すべりしやすく、特にブレーキと同時操作はすべりやすさを増します。
ブレーキはポンピング or ABS任せ
雪道でのブレーキは、数回に分けて踏む「ポンピングブレーキ」が有効です。
ただし、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)搭載車なら、強く踏み続け、ABSの作動に委ねます。ペダルが振動しても、緩めず踏み続けることが大切です。
| 方法 | 操作 | 適した車 |
|---|---|---|
| ポンピングブレーキ | 短く何度も踏む | ABS非搭載車 |
| ABS作動 | 強く踏み続ける | ABS搭載車 |
どちらの場合も共通して、踏み込む前に十分減速しておくことが安全につながります。
雪道での駐車では、いつも以上に「基本の操作」が重要になります。
ハンドルを切るタイミングやミラーの使い方など、通常時の駐車手順を一度整理しておくと、冬道でも落ち着いて操作しやすくなります。
基本の流れを確認したい方は、以下の動画も参考にしてください。
▶️【ペーパードライバー必見!】簡単な駐車の方法!
駐車場ですべりやすい場所の見極め方

駐車場には、雪や凍結の影響で特にすべりやすい場所があります。事前に見極め、できるだけ危険なエリアを避けて駐車しましょう。
日陰・建物の影は凍結しやすい
- 建物や壁の北側
- 木陰や屋根の下
- 駐車場の奥まった場所
可能であれば、日当たりの良い場所に駐車しましょう。
入口付近・坂道の途中は要注意
車の通行が多い場所は雪が踏み固められ、圧雪アイスバーンになりやすいです。
- 入口付近での急ブレーキ・急発進を避ける
- 坂道の途中で停止しないよう、手前から速度調整をしておく
水たまり・融雪水が流れる場所
雪解け水がある路面は、夕方以降に再凍結しやすくなります。
- 路面が黒く濡れて光っている(ブラックアイスバーン)
- 雪解け水が流れた跡がある
- 気温が0℃前後の時間帯
このような場所では、速度をしっかり落とし、急ブレーキ・急ハンドルを避けて通過しましょう。
駐車場のラインが見えない場所
雪が積もると、駐車スペースの白線や車止めが見えなくなります。目印がないと、隣の車との距離感がつかめず、接触のリスクが高まります。
- 他の車の並びを目安にする
- 可能なら雪が少ない場所を選ぶ
- 降りて確認する(安全が確保できる場合のみ)
発進時に空転させないためのコツ

冬の駐車場で「アクセルを踏んでもタイヤが空回りして動けない」ことがよくあります。原因は、路面との摩擦不足です。
アクセルは”じんわり”踏む
発進時は、アクセルを急に踏み込まないことが最重要です。強く踏むとタイヤが空転し、かえって動けなくなります。
- クリープ現象(アクセルを踏まなくても車がゆっくり動く現象)で動き出すのを待つ
- アクセルはごくわずかに、じわじわと踏む
- 動き始めたら、そのままの力加減をキープ
「動き始めるまで待つ」という感覚が大切です。
2速発進を試す(AT車の場合)
雪道では、シフトを「2」に入れてから動き出すと、タイヤが空回りしにくくなります。
「D」よりもゆっくり力が伝わり、すべりを抑えられます。
※「2」は、雪道などでゆっくり発進したいときのギアです。
前後に揺すって脱出する方法
動けない場合は、前進→後退を繰り返して揺すりながら脱出します。タイヤの下に隙間ができて摩擦が生まれやすくなります。
注意点
- アクセルは踏みすぎない
- ハンドルを左右に少し動かしながら行う
毛布や段ボールを敷く最終手段
それでも動けない場合は、タイヤの下に毛布や段ボール、砂を敷いて摩擦を作ります。
用意しておくと安心なもの
- 古い毛布やタオル
- 段ボール
- スコップ(雪かき用)
冬の時期は、車に積んでおくと安心です。
雪の日に避けたい駐車NG行動

冬の駐車では、以下のNG行動を避けることで、安全性が大きく向上します。
NG① 駐車場内でスピードを出す
雪道は摩擦低下で低速でもすべります。駐車場内は歩く速度で進みましょう。
NG② 急ブレーキ・急ハンドル・急発進
「急」のつく操作はすべて横すべりの原因。操作はゆっくりを徹底します。
NG③ サイドブレーキの引いたまま駐車
凍結が予想される日にサイドブレーキを引いたまま長時間駐車すると、ブレーキが凍結して解除できなくなることがあります。
平坦な場所ではギアで固定し、傾斜があれば輪止めを併用します。
NG④ 雪で埋まりそうな場所への駐車

雪が降り続いている日に、吹きだまりや除雪されていない場所に駐車すると、翌朝には車が雪に埋まって動けなくなることがあります。
可能であれば、屋根付き駐車場や除雪が行き届いている場所を選びましょう。
NG⑤ 視界確保をせずに発進
窓やミラーに雪が残ったままの発進は危険です。雪を落としてから動き出すのが基本です。
「少しくらい大丈夫」と思わず、しっかり視界を確保してから動き出しましょう。
こうした基本を一つずつ意識することで、「一人では運転できない」と感じていた方も、少しずつ自信を取り戻しています。

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